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2009年12月の日記帳

2009年12月31日(木) 「良いお年を」

もう今年も終わりですか……。
早いですね。

今年はすごくあっという間だった気がします。
特に受験が終わって、大学に入学してからは、またたく間に過ぎた気がしてます。
果たして大学生活をエンジョイしきれたと言えるのか。
いろいろなことに満足したと言えるのか。

来年は頑張っていきたいです。
来年もこのページをよろしくお願いします!

2009年12月26日(土) 「最近のパソコン事情8 〜OSとメモリと64ビット版編〜」

とっととパソコン事情解説しろや、との天啓を受けたので、とっとと書きたいと思います。
例によって長文ですが、よろしくお願いします。



今年の10月に Windows 7 という新しいOSが出ました。
それまでの最新版である Windows Vista は、動作が重い・操作感が良くないなど様々な理由で酷評されていました。
で、その反動なのかどうかは分かりませんけど、 Windows 7 が出る前には、やたらと持ち上げられてたわけですよ。
それにまんまと乗せられた僕は、Windows Vista 搭載のパソコンを買っておきながら、各社の Windows 7 無償・優待アップグレードキャンペーンに応募して Windows 7 を手に入れてアップグレードしてみました。

結論から言うと…… Windows 7 は全体的にいいです!
乗せられてだいたい正解!
Windows XP にどうしてもというこだわりがある人なら仕方ないですが、これからパソコン買うなら、大抵の人にとって Windows 7 はベストな選択肢になるでしょう。
そして、わざわざ Vista を使う理由はほとんどなくなったと言っていいでしょう(笑)。

僕が個人的に、 7 に変わっていいと思った点。

まず、(微妙にですが)動作が軽い!
Vista ではメモリ使用量がやたら多いのが原因で、動作が重くなっていたのですが、 7 ではメモリ使用量減により軽くなったのです。
試しに自分のパソコンで調べてみると、Vistaの頃はメモリ使用量が1.1GB前後だったのが、 7 では650MB前後にまで減りました。
400MB以上も減ったので、特に性能が制限されやすいノートパソコンには嬉しいですね。
というわけで、僕の買ったノートパソコンは、すぐさま Windows 7 へとアップグレードされ、現在も軽い動作で作動中です。

次は、UAC(ユーザーアカウント制御)です。
あれですよ、Vista使ってて特定のファイルをいじろうとした時(例えば、CドライブのProgram Filesのフォルダの中で右クリックして、フォルダを新規作成しようとした時)、「ポン」という音と共に画面が暗くなり、「実行するにはあなたの許可が必要です」とかのメッセージが出ていちいち承認してやらなければならないアレです。
セキュリティ向上のためにと Vista で導入されたのですが、結構頻繁に出てくるんで、うっとうしさを感じた人も多いはず。
それが 7 では、メッセージが出てくる頻度を調整したりできるようになりました(なしにすることもできます。 なしにするのは Vista でも出来ると言えば出来るんですけどね)。
おかげでほとんどメッセージが出なくなり、ホッと一安心。

そして、個人的に一番良かったのは、ウィンドウの操作性の向上です。
具体的に言うと、最大化が瞬時にできるようになった上、画面の左右に寄せることで同時に作業しやすくなりました。

例えば、Wordを開いて作業するとします。



まず最大化は、マウスでタイトルバーを画面の上の方にドラッグするか、キーボードから「Windows」+「上」と入力することで瞬時に可能です。
わざわざ右上の小さな最大化ボタンをクリックする必要がなくなり、作業しやすくなります。



そして一番便利なのが、ウィンドウを左右に寄せることができる機能。
これは例えば、Wordで文章を書いているときに、ネットで調べながら書き進めたいとします。
その時、今までなら一番前に出てくるウィンドウをいちいちクリックしたり、ウィンドウの幅や位置を調整する必要がありました。
しかし、そんなまどろっこしいことが必要なくなる。
画面の左半分にウィンドウを表示させたい場合は、タイトルバーを画面左端にドラッグするか、「Windows」+「左」。
右半分に表示させたいなら、その逆でできます。
そうして、左側に Word、右側にネットを表示させてみたのが下の画像です。

画面左側にはWord、左側にはネットを表示した状態

この状態なら、多少画面は小さいものの、見比べながら書きやすいです。
これが一瞬でできるんですから、かなり便利。
もう、使わない手はない!

他にも、タスクバーの簡素化やライブラリ、無線LANの使用感の向上など、改良された点が多くあり、 Windows 7 は自信を持って勧められるOSになったと言えます。



ここから先は、もう少し高度な話になります。

Windows 7 を導入する予定があるなら、考えておきたいのが、32ビット版OSを選ぶか64ビット版OSを選ぶのかということです。
一番の違いは、32ビット版OSであればメモリを約3GBまでしか使用できないのに対して、64ビット版OSなら(理論上は)128GBまで使用できることです。

昨今の技術向上で、メモリはGB単位の世界に突入しました。
メモリは多ければ多いほど動作が良くなるので、人々は可能な限りたくさん積もうとします。
しかし今度はOSの側に問題が出てきました。
Windows Vista で多く使われていた32ビット版のOSでは、先程話したように約3GBまでしか使えないのです。
これではメモリを4GBとか8GBとか積んだところで、3GBまでしか使ってくれないので無駄になります。
これでは性能向上が止まってしまうため、Windows 7 発売に際して、メモリをより多く使える64ビット版の Windows 7 を一般ユーザーにも手に入りやすくしました。

みんながメモリを多く使えるようになったので、動作が良くなりめでたしめでたし。

……とならないんです。
実は、32ビット版の Windows と64ビット版の Windows は内部の動作が根本的に違います。
そのため、うかつに64ビット版に手を出すと、使いたくても使えないソフトが出てきたり、認識してくれない周辺機器が出てくるので注意が必要です。
とはいえ、Microsoft側も64ビット版を強烈にプッシュしてるため、もう少しで時代の流れは完全に64ビット版のOSに向かいます。
今の段階ではメーカー側の対応が万全ではないため、外堀が埋まった状態でハイパフォーマンスのパソコンを手に入れたいのであれば、来年の後半になる辺りまで待って Windows 7 の64ビット版を手に入れることをオススメします。
その頃なら、64ビット版を導入しやすい環境が整っていると思われますので。

現時点では、パソコンメーカー側の対応はくっきり分かれています。
代表的なところでいくと、基本的に32ビット版のみ発売しているのが富士通。
それぞれの機種で32ビット版・64ビット版を容易に選択できるようになっているのがTOSHIBA。
基本的に64ビット版のみ発売しているのがSONY。
他の国内メーカーは、機能を抑えた機種は32ビット版、ハイスペックな機種は64ビット版を導入する傾向がある模様。
海外メーカーは、比較的64ビット版が多いようです。
(日本は64ビット版の普及が割と遅いという情報もネットで目にしましたが、大学の講義を聞いてる限りだと嘘クセーって思ったり)

ちなみに僕は、ノート・デスクトップ共に32ビット版を買いました。
理由は「互換性」ただ一つ。
しかしこれが馬鹿にできないものなので、みなさんも(あと一年くらいは)気をつけてくださいねー。



次回はたぶん最終回。
これまで紹介してきた記事をベースに、僕がいかにしてパソコンを選び、今の状態に落ち着いたかを書いていこうと思います。

2009年12月21日(月) 「セカンド発進」

一人で車に乗る時は、毎回自分で課題を決めて乗るようにしています。
この前はセカンド発進を練習してました。

雪国に住んでいるものですから、セカンド発進のスキルは(たぶん)必須だろうと思い、挑戦。
ローでも(最近は皆無と言ってもいいですが)割とエンストしてた記憶があったので、セカンド発進なんて相当たいへんだろうと思っていたんですが、予想に反してあっさり成功。
ただの一度もエンストしませんでした。
拍子抜け。

そのセカンド発進ですが、ものすごーく鈍い発進の仕方に感じ、不気味な感覚でした。
でもこの前、大型トラックがブレーキをかけても止まれず、こっちに突っ込んでくるという恐怖を体験し、路面がつるつるであることがいかに恐ろしいかが分かったので、いずれ使う技術なんだろうと思っておくことにします。

ちなみに、通常時にセカンド発進をすることの是非についてネットで検索してみると、見事なまでに賛否が真っ二つ。
曰く、「ローで発進してもどうせすぐセカンドに入れる。セカンド発進反対派はクラッチが痛むと言うが、ロー発進でも半クラッチ一回使い、セカンドに入れなおしたらもう一回半クラッチで計二回半クラッチを使う。どっちがクラッチを痛めるというのか。人乗ってなかったり、下りからの発進ならセカンド発進の方が良いだろう」
また曰く、「セカンド発進は半クラッチの時間が長くなり、それを続けると『クラッチが滑るようになる』(エンジンの回転数がクラッチに伝わらなくなる)。そもそも車はローから発進するように最適化されている。クラッチの交換代は数十万円もするものであり、この費用を考えたら、自ら推奨されていない行為を冒すのは愚かとしか言いようがない」
などなど書かれていました。

まあ、雪道発進以外は普通にロー発進しとけってとこですかね。
無理な運転をするのは本意じゃありませんし。

2009年12月20日(日)

すごく久しぶりになってしまいました。
最近少し疲労がたまってたもので……。

気づけば今年もあと10日ほどで終わり。
今年の憂いは今年中に片付けてしまいたいところですが……。