2010年8月の日記帳
2010年8月30日(月)
上の立場に立つとたいへんですね。
水面下でも水面上でも、やることばっかでなかなか息つけない。
しかも、空回ってるんじゃないかという感覚が抜けない。
まあ、一歩でも前に進まないといけないんで、やるしかないんですが。
もっとたいへんな立場の人もいるんで、まだマシだと思って明日も頑張るとします。
旅しないと言いつつも、長期休みなんだから何かしらやりたいという思いは抜けず、「サイコロの旅 〜2010夏〜」を頭の中で考えていたんですが、ついに諦めました。
金が致命的にないので、ここで無理するより次のシーズンまでに貯めるのが賢明だろうと。
時期的にも、青春18きっぷが終わってしまって厳しいこともありますし。
Rabbitさんあたりを拉致る楽しみは、次の春あたりまで取っとくことにします。
2010年8月26日(木) 「後日談」
昨日の日記を見た友人が、どうしたどうしたと押し寄せてきました(笑)。
心配してもらってありがとうございます。
一晩寝てすっきりしたので、平和に過ごしています。
『ひぐらしのなく頃に』っていう作品があって、作品のメッセージは「悩みがあったら相談しよう」でした。
あの作品を見て、相談できることが強さなんだなって思い知らされました。
元々、悩みを人に相談することをあまりしない自分が、その後どれほど変われたか分かりませんが。
こうして心配してくれる人がいて、話すことができたってことが、自分の力になってるんだと信じておきます。
2010年8月25日(水)
信用されてないんだなと思った。
2010年8月24日(火)
友人のブログで何故か自分のことをRabittさんと表記し続ける不具合
12:04 AM Aug 23rd webから
…………。
2010年8月20日(金) 「戦」
明日は僕にとって、大一番の戦いの日です。
頑張ってきます。
2010年8月18日(水)
2010年8月18日(水) 「日進月歩のツール」
最近、身の回りで、やたらコミュニティツールが流行ってるなあと感じます。
ちょっと前だと、Skypeでの通信やニコニコ生放送による音声・動画の生配信。
この頃だと、mixiやTwitterあたりですね。
周りから勧められて使い始めたSkypeは、情報交換やファイル交換に案外便利だったので使い続けています。
僕が使ってるのはそれくらいのもんで、他は特に使ってないですね。
mixiも、やろうよと誘われたんですが、どうもあの手のソーシャル・ネットワーキング・サービス系は苦手なんですよね。
こういった類だと、コミュニケーションが重視されるために、それを維持するためにはずっと張り付いてないといけないという強制力みたいなのがあるんですよね。
自分がやりたいことをやるだけじゃなく、周りの人の状況にも気を使わないといけないですし。
そんな状況が嫌なので、mixiは今後もやるつもりがないです。
一方、Twitterに関しては、結構面白そうだなと感じています。
簡単に書き込みができるので、一日何回も投稿されますし、互いの意見も交換しやすいんですよね。
Rabbitさんをはじめとして、知り合いでも数名やってるようですが、意味が分かる書き込み分からない書き込みを含めて、ああちゃんと生きてるんだなって(笑)、思えるので見てて飽きないですし。
飽きない理由としては、ある人の書き込みでは分からなかったことが、他の人の書き込みを見ることで分かる場合があることですね。
ある人の書き込みで意味わからないなと感じても、その人がフォローしてる人の書き込みを見てみると、モヤモヤの正体が分かったりとかすることがあるんですよね。
世界を多面的に見ることができるツールなんだなあと思うと、結構可能性が広がる気がします。
……そういえば、某氏は妙にイライラしてるようだが、あれも他の人のツイートをたどっていけば原因が分かるんだろうか……。
僕がSkypeつないでた時間帯に近いだけに気になる……僕が原因だったら悲しいが……。
Twitterについて書いていてふと思ったのは、僕が長期外出時などにたまに使ってるブログって、利用方法としてはまんまTwitterだよなと。
一日何回も書き込むし、基本短文でしか書かないし。
いっそのこと、緊急避難場所をブログじゃなくてTwitterに変えようかなとも思いましたが、コメントをもらったり返したりはブログの方が楽そうな気がしてならないんだよなあ。
ということで、Twitterは今しばらく様子見ということで。
僕はこのホームページで細々とやっていくことにして、Twitterなど新しいツールは若者に任せておきます(笑)。
2010年8月18日(水) 「一点の軽さ」
野球は――高校野球は大好きなので、甲子園の中継も時間があれば見るようにしてます。
しかし……今回の大会は随分大味な試合が多いですね。
二桁安打、二桁得点は当たり前って感じで、接戦ならまだしも、大差がつくものが結構あるので見る立場からすれば辛いものがあります。
うちの父なんかは、野球を否定的な立場から見るので(というか、スポーツ全般否定から入る人ですね)、「とりあえず塁に出たら送りバントする高校野球ってどうなんだ」みたいなことを言っていました。
高校野球経験者の友人に言わせれば「一発勝負の高校野球でそれは定石」、僕に言わせれば「安打一本で得点できる可能性を整えておくことで、投手にプレッシャーを与えるべき」ということで、送りバントを肯定するのが友人との共通の見解でした。
しかし、今回の大会を見ていると、どうもそれが揺らいでいる気がしてならないです。
例えば、16日(月)の第二試合、聖光学院対履正社の試合を見ていた時に顕著な場面が見られました。
2対2の同点で迎えた八回の裏、聖光学院の攻撃で、3番の山口が安打で出塁します。
問題はこの後です。
続く遠藤には、4番であるにも関わらず送りバントを指示します。
同点の終盤であり、一点取ることが相手に非常に大きなプレッシャーを与えることを考えれば、妥当な作戦と言えるでしょう。
しかし、送りバントは投手前に転がり、二塁フォースアウト。
一塁はセーフで一死一塁になり、送りバントは失敗に終わります。
次の5番三瓶も送りバントを試みますが、ファースト小フライになって二死一塁。
ここも送りバントを失敗してしまいます。
これはもう駄目だなと思われた次の瞬間。
6番斎藤がツーランホームランを放ち、4対2で勝ち越したのです。
この瞬間、僕は虚しさを感じました。
いつから一点がこんなに軽くなってしまったんだろうって。
他の試合を見ていても、送りバントからの得点より、別の手段による得点の方が圧倒的に多いように感じます。
安打、四球でランナーがたまった後、走者一掃の長打で大量得点とか、力押しの得点パターンばかりな気がします。
スクイズで得点なんて、今回見てない気がします(失敗は見た気がしますが)。
一体何が変わったことで、こんな超攻撃型の試合がまかり通るようになったんでしょうか。
強打者が増えたとも、投手力が極端に落ちたとも思いません(投手力がいいとは思えないのは確かですが)。
言い方は悪いですが、普通の打者が普通に打ったらいとも簡単に得点になってる気がします。
思うに、これが現状の高校野球の限界なんだろうなと思います。
この炎天下で日程がつまりすぎじゃないですか?
一日も雨天中止になってないんですから、準々決勝か準決勝前に一日休みを入れるべきじゃないですか?
そして、バットは金属バットでいいんでしょうか?
今まで、財政的な理由から金属バットを肯定してきた僕ですが(高校野球経験者の友人も同意見)、現状を見てると、これ以上金属バットで試合をするのは無謀な気がしてならないです。
打球も相当早いですし、芯に当たらなくても飛ぶというのは、投手にとって理不尽そのものでしょうし。
(実際、芯を外れて打ち取ったと思われた打球でも、金属バットの影響かヒットになっている打球が見受けられました)
なんだかんだ文句を言っても、見られる限りは試合を見ますが、果たして準決勝・決勝の舞台ではどんな試合が待っているのか。
それ次第では、高校野球のルール・監督の指導・采配など、やはり真剣に考えなければならないような気がします。
2010年8月15日(日)
2010年8月15日(日) 「成人して」
成人式に出席してきました。
みんな案外変わってないなあ……。
すごく懐かしかった!
悔やまれるのは、もっと卒業アルバムとかで予習しとけばよかったなあってこと。
予習しとけば、もうちょっと名前スムーズに思い出せただろうに。
名前も分からずに「よう久しぶり!」って返したり、挙句に禁断の「名前なんだったっけ」をやっちゃいましたからね。
残念極まりない。
残念といえば、来てない人がチラホラいたこともそうです。
思った以上に多くの人が来てましたが、姿が見えない人もいて心残りでした。
久しぶりにみんなと会って話せたから、今回来てなかった人とも話したかったなあ。
特に、「彼」や「彼」や「彼」や「彼」や「普段このページによく来てる彼」や「彼」や「彼」や、「彼女」や「彼女」や「彼女」や「彼女」や「彼女」や「彼女」や「彼女」とも、会って話ができればよかったなあって思います。
……あれ、結構来てない人いたのか(笑)。
当時とはちがった状況で話をすれば、また新たな発見や喜びがあるもんです。
今日会ったA君(仮名)なんかは、中学校で同じクラスになった一年間のうち結構な時間一緒にいたのに、「名前なんだっけ?」「一緒のクラスになったことあったっけ?」でしたからね……。
ああ、A君にとって自分はその程度の存在だったんだって、今になって思い知らされましたよ(笑)。
こうやって人は成人します、大人になります。
そして明日から、また歩き出します。
2010年8月15日(日) 「萌えの何たるかを」
「萌え萌え」言ってたんで、僕にとって「萌え」という言葉に出会ったのがいつだったろうと、ふと振り返ってみると、間違いなく、今から7年前の2003年の中二の時でした。
当時、校内の合唱コンクールがあり、隣のクラスが歌っていたのが『旅立ちの日に』って曲だったんですね。
その曲の冒頭は「白い光のなかに 山なみは萌えて」となっていたんです。
しかし、「山なみが萌える」ってどういうことなのか。
そもそも、「萌える」ってどういう意味なのか、さっぱり分かりませんでした。
分からないことは辞書で調べるのが学生のつとめ、ということで、調べてみました。
「萌える」
芽がふく。めぐむ。
小学館 新選国語辞典 より
芽吹く
岩波書店 広辞苑 より
つまり、『旅立ちの日に』の中での一節は、旅立ちの朝に山の木々が瑞々しく芽吹いている、といったことを歌っているわけなのでした。
植物の様子を表す「萌える」という単語を理解して、また一つ勉強になりました。
で終わると、当時は思っていました。
しかしこの後、事態は僕の想像の遥かに越えて展開していくのでした。
それから数ヵ月後、友人からこんな質問をされました。
「『萌える』ってどういう意味?」
ちょっと前に調べていた僕は、すぐに答えを導き出し、「芽吹く」って意味だと答えました。
……友人の反応は非常に微妙なものでした。
なんか、意図していた答えを返してくれなかった残念さを抱えたような、中途半端な表情で僕から去っていきました。
僕としては、聞かれたから答えたわけで、そんな表情されるのは心外でした。
それと同時に、そんな反応になった理由がさっぱり思いつかず、首を傾げるしかありませんでした。
それからまた数ヵ月後、ネットを閲覧していると、やたらと「萌える」という単語が出てくることに気づきました。
しかも、「○○(キャラクターの名前)に萌える」といった使い方がされていました。
先程までの意味に基づけば、「○○に芽がふく」ってことになりますが、意味不明です。
僕の戸惑いをよそに、この使い方がたびたび散見され、混乱の渦に飲み込まれました。
しかし、同様の用法がいくつも見られるということで、僕はようやく、これが一般的な用法ではなくネット独自の用法であると気づきました。
ネットのことであればネットに聞いた方が早いので、「萌える」を検索ワードにして検索。
どうやら、アニメやゲームの界隈において、「(架空の)人物に愛情とは違うけれどもそれに近い感情を持つこと」という意味で使われてるっぽいことが分かりました。
ただ、分かったと言ってみたものの、この説明を聞いただけではイマイチ分からないということが分かり、しかし実際の用法を目にすると何となく分かることということは分かりました(なんじゃそりゃ)。
ここに至って、ようやく友人の行動に納得がいきました。
端的に言えば、質問に対する反応を見て、僕がオタクかどうかをチェックしていたわけです。
当時はアニメやゲームに対する一般の理解はもちろん、「萌える」なんて言葉も一般的でなかったですから、知ってるそぶりを見せれば即蔑みの対象にするつもりだったんでしょう。
それなのに、僕が至極まっとうなことを言うもんだから、興が覚めたってところでしょうね。
……絶対僕は悪くないよね?
しかし何の運命のいたずらか、それからすぐ、「萌える」は一般人の知るところとなります。
そう、映画化やドラマ化を果たした『電車男』の登場です。
2004年の10月に書籍化したことで話題沸騰、2005年に映画化・ドラマ化したことで、なし崩し的にオタク用語の一つであった「萌え」が世間を侵食していきました。
……おそらくですが、「『萌える』ってどういう意味?」というアンケートを今とれば、「芽吹く」よりも「愛に似た何か」の意味を答える人の方が多い気がします。
「萌える」の本来の意味を、何の偏見もなく知ることができる最後のチャンスを逃さなかった僕は、幸運だった……のかな?
2010年8月13日(金) 「地方に光をもたらす萌え文化」
「萌えプリン」なるものがあるとかRabbitさんが言ってたので、調べてみると、なるほどありました。
北海道発!”萌えプリン”西又葵オリジナル美少女イラスト ミルキーゴールド【超濃厚なめらかプリン】 - SEIKADO|青華堂オンラインショップ
すごくトロトロしてそうな感じで、メッチャおいしそうなんですが!
萌えだとかなんだとか関係なく、食ってみたいですね。
……高いですけど。
このキャラクターのデザインは西又葵さんという、主にエロゲーのキャラクターデザインをやってる方です。
ただ、そっち方面とは違う方面で名前を聞いたことがあるような気がしたんですよね。
モヤモヤを抱えて調べてみたところ……バッチリ思い出しました!
二年前、我らが故郷秋田県のある町で、あきたこまちを消費してもらうための切り札が投入されました。
それすなわち、萌えキャラを印刷した米袋――萌え米でした。
2007年に、秋田県羽後町出身のとある若者が、地元を盛り上げるために夏祭りで美少女イラストのコンテストを開いたのがきっかけでした。
コンテストの成功以降、美少女イラストを観光資源として利用していこうとする動きが羽後町で見られるようになります。
そして2008年秋、イラストレーターの西又さんがデザインした萌え米を販売し始めたことで、羽後町、そして萌えの歴史に新たな一ページが刻まれることになります。
ネット注文限定で販売を始めると、注文が殺到して配送が追いつかなくなり、一週間で受付が一時中断するほどの盛況ぶりになったそうです。
萌え米の販売は好評で、以後継続して販売されています。
こういった形の、萌えと食べ物のコラボレーションは増えているようで、冒頭で紹介した萌えプリンも、その仲間といえるでしょう。
ちなみに、萌え米のことを調べてたら、秋田県でまた違うものがプッシュされてるらしいことが分かりました。
「秋田名産 みなせとひなの稲庭うどん」
……秋田県始まったな、いや、終わったのか?(笑)
みやま零さんがイラスト担当されてます。
こちらは、キャラクターや世界観などが細かく設定されており、食べた後も長く楽しんでもらえるようにしているとのこと。
いやはや、最近の商品展開にはすごいものがありますね……。
せっかくそんなものが用意されているなら、ちょこっと短編小説でも書いてみようかな……と淡い希望。
ちなみに稲庭うどんは、秋田県旧稲庭町(現湯沢市)から生まれた特産品で、平たくて乾燥させているのが特徴です。
茹でるとのどごしがつるっとしており、あっさり食べられておいしいです。
……高いけどね(笑)。
……これに関連した続きは、
8月15日の日記「萌えの何たるかを」。
参考文献
- 朝日新聞 2008年11月23日 「秋田の『萌え米』大ヒット」 (記事は所持してるので掲載したかったのですが、著作権の関係で掲載できません。読みたい方はウェブ魚拓に後半部が載ってます。全文は新聞社や図書館へ問い合わせを)
2010年8月11日(水) 「『四畳半神話大系』の本気、『けいおん!!』の真の姿」
『四畳半神話大系』はよかったとメッセージくれた方がいました。
ありがとうございます。
やっぱり、いいものはちゃんと評価されるんだなと再認識しました。
京都を舞台にしてる作品なんで、たまに『けいおん!』でも出た景色とかがあってハッとさせられたりします。
特に、鴨川デルタあたりなんかは、『四畳半神話大系』ではしつこいくらいに出てくるので、なるほど『けいおん!』のあれかって納得できます。
っていうか、「鴨川等間隔の法則」なんてのがあるのか、なんじゃそりゃ(笑)。
それにしても、絵柄の方向性は180度違っても、それでも気づけるっていうのは不思議なものです。
で、ここで、『けいおん!』の原点に戻ってみようかなと。
「軽い音楽って書くから、軽い感じのことをやるのが軽音楽だと思っていた」というのが、入部前に主人公のギタリスト平沢唯が言っていたことでした。
作中ではそれが勘違いだったということで、普通に「軽音」をやり始めるのですが、真の意味で「けいおん」をやってしまった方々がここにいました。
『日用品バンド』GO!GO!MANIAC&Listen!!『けいおん!!』
日用品だけを使って演奏するという神業をやってのけています。
あの雑貨で本当にこんな音が出せるのか? と言いたくなるくらいいい音してます。
これぞ、真の意味での「けいおん!」!
2010年8月9日(月)
無事帰ってきました。
いろいろ思うところはありますが、とりあえず、帰ってから『四畳半神話大系』の最終回を見て、今年一番のテレビアニメだと確信しました(笑)。
2010年8月4日(水)
明日から、大学の授業で調査に出かけるため、一週間ほどここは更新できなくなります。
また例のごとく、暇なときに
ブログの方を更新するかもしれないので、たまに見てみてください。