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2010年11月の日記帳

2010年11月30日(火)

明日から先生が走る月になっちゃいますね。
僕もたぶん走りまわってることでしょう(笑)。

今月は、ツイッターをはじめとして、僕の書いたことにいろいろな反応をもらえた月だったなと思います。
上手く書けてるわけでもないし、もっといろんなこと書きたくても書けてるわけじゃないけど、こうしてみると、書くということは無駄じゃないんだなと思います。

ある授業で先生が言ってたのが、
「言葉を持たない人の意見は無視される」

歴史上、文化上、心身上、言葉を持たない人は数限りなくいました。
そして、そういった人たちはみんな、言葉を持っている人たちの意のままに操られてきました。

僕がこうして声をあげることは、誰かの言いなりにならないことの証。
また、声をあげられない人たちのことを少しでも理解し、汲み取れるようになれればと思います。
そして、そんな社会であって欲しいとも。



まあ、なんだかんだ言って、よくも悪くも変わらずやってくと思うんでよろしくお願いします。

2010年11月21日(日)

Twitterの魔力に取り憑かれ(笑)、気づくとこっちを更新するのは久しぶりになっていました。
Twitterだと、今までなら書くほどのことでもないと思っていたことでも手軽に書けるので便利ですね。
長文書くならもちろんこっちの方がいいのですが。

3月の長旅の旅行記を更新しました。
思ってる以上に書くのに時間がかかってしまうのが難点なんですよね。
当時のことを思い起こし、楽しみながら書けるのはいいんですが。
今年中には完結させ、次のステップに進みたい。

2010年11月7日(日) 「先輩であること、後輩に教えること」

後輩を指導するってなんぞや、みたいな話題があったので、以前書きそびれてたことを少しだけ。

教えるって何だろうなと考えるとき、いつも思い出すものがあります。
天野こずえさんの漫画『ARIA』のエピソードです。
『ARIA』の第10巻収録のNavigation 50「課外授業」のお話では、後輩の灯里がいくら失敗しても、決して叱ることのない先輩アリシアさんの姿が描かれています。
そのアリシアさんが、後輩を指導することに関してこんな風に言っています。
先輩として後輩を指導する時に、どうしても上手くいかないことも起きる。
そんな時、つくづく思うの。

ああ、教えることと教わることって、実はとっても似ているんだなって。

だったら私にできることは灯里ちゃんと一心同体になって、たんと挑戦してたんと失敗すること。
そして最後の最後は一緒に、たんと喜びをわかちあいたいの。
『ARIA』第10巻 153ページ2コマ目〜156ページ1コマ目 アリシアさんの台詞より
たぶん、そういうことなんだろうなって、思います。
また、決して叱ることがない理由についてアリシアさんは、
うん、多分ね。
「違う」「違う」と叱り続けていたら、アリア社長は間違えるのがだんだん怖くなって、最後には身動きできなくなっちゃうと思ったの。
もし社長と一緒にスイカ割りをするなら、「そっちじゃない」「そっちじゃない」ではなく、「こっち」「こっち」と声をかけ続けるわ。
それが私のやり方。
『ARIA』第10巻 150ページ3コマ目〜151ページ2コマ目 アリシアさんの台詞より
『ARIA』という作品は、自分にとって本当に思い入れ深い作品で、さまざまなことを教えてもらったと思っています。
何かあったとき、作品を読み返して、生きるヒントをもらっています。
このエピソードもその一つで、こんな先輩でありたいと思っていましたし今でも思っています。

でも実際はなかなか難しくて、後輩のアイディア・行動を、肯定ではなく否定でもって指導してしまうこともあります。
叱ってしまったこともあります。
あれは、自分としてはどうしても許せないことだったので、思わず口が出てしまいました。
その意味が、後輩に伝わったかどうかは分かりません。
でも、伝わっていたとしても伝わっていなかったとしても、あの時、あの場所、あの言い方で言うべきではなかったと今は思います。

なぜなら、先の言葉のまんまで、「間違えるのがだんだん怖くなって、最後には身動きできなくなっちゃう」から。
間違えるのが怖くなっていた後輩にそんなことをしても、意味がないに決まってます。

後輩として、先輩から正しく吸収してこれたかは分かりません。
ましてや、先輩として、ちゃんと後輩に教えられた自信はもっとありません。

でも、ちょっとでも近づきたいから。
その時は、私も一緒に、自分自身の勉強不足を大いに反省するわ。
『ARIA』第10巻 152ページ3コマ目 アリシアさんの台詞より

2010年11月6日(土) 「つぶやき」

トップページを見た人は気づいたかと思いますが、Twitterを使ってみることにしました。

これまでは、外出時にホームページを更新できない時なんかにはブログを使っていたんですが、そっちに書いたとしても、そもそも気づかないよなあと思いまして。
少なとも、自分だったらわざわざそっちまで見に行こうとは思わないですし。
Twitterなんかだと、ウィジェット使えば最近のつぶやきをホームページに表示させたりできるんで、気づいてもらいやすいと思いました。

あと、これまでのブログの書き方からしても、短文でなおかつ実況形式が多かったので、そういう書き方はむしろTwitterの方が近いと思ったのも理由の一つです。

更新のメインはホームページというのは変わりませんが、あっちも上手く使えればいいなあと思います。
とりあえず、フォローとかも特にしないで、数日くらい使い勝手を見てみようと思います。
面倒くさかったらすぐやめます(笑)。

2010年11月2日(火) 「救出劇」

『けいおん!!』の劇中歌集「放課後ティータイムII」の初回限定版を手に入れたという友人から、早速借りてきました。
これの最大の特徴は何と言ってもカセットテープが付属してくること。
本編中でカセットテープに記録を残すシーンがあり、それを再現したものとなってます。

これを聴きたいがために、友人から強奪(笑)。
指紋を極力つけて欲しくないという要望に応え、手袋をはめた状態で慎重に中身を開けていきます。

そしてお目当てのカセットテープ。
慎重に開き、カセットテープの巻き取り部にボールペンを突っ込んでたるみをなくします。
……メッチャなつかしー!
約6年前にMP3プレーヤーを手に入れ、パソコン・CD・MP3プレーヤーによる、楽曲管理の完全デジタル化を果たして以来、カセットテープを使うことはほとんどありませんでした。
MP3プレーヤーを使う前までは、カセットテープをガンガン使ってたんですよね。
その頃はMD全盛期の時代で、周りのみんながMDで曲を聴く中、カセットテープで耐えていたんですが、まだあまり普及してなかったMP3プレーヤーを手に入れた瞬間は、「勝った!」って勝手に思ってました(笑)。
だって、MP3プレーヤーの方が圧倒的に使いやすそうでしたから。
頭出しは一瞬、テープじゃないから巻き込みの心配もないし、メチャメチャ軽い。
時代は変わったと思いました。

ガチャガチャやってた頃を懐かしみつつ、慎重にA面をセット。
そして再生。








何も鳴りません。
音量を上げても特に反応はなし。
もしかして、逆の面をセットしたのかと思い、今一度巻き戻します。
そして再生。

ここで思わぬ事態が。
何と、あろうことが、ガガガガガ、と異音が発生。
慌てて停止ボタンを押して異音を止めますが、カセットデッキが開かなくなってしまったのです。
それどころか、再生も早送りも巻き戻しもできません。

……こ、これは、やっちまった!
異常事態が発生することを恐れて、入れる前に手動でテープを巻き取るなど、慎重に進めた(つもり)にも関わらずの事故。
衝撃を受けると同時に青ざめました。
自分が買ったやつなら、例えテープが千切れてしまっていてもご愁傷さまでしたー、で終わりですが(たぶん完全に同じ内容が入っているであろうCDもついてますし)、「もうオークションでしか手に入らない初回限定版を予約でゲットしたぜー!」と豪語していた友人から借りたものです。
ここで、「テープ死んじゃったw」で済むとは思えません。
そもそも、向こうが許してもこっちが申し訳ないですから、ダメだったら代金払う覚悟をせざるを得ません。

ともあれ、カセットテープを取り出さないことには現状把握もできないので、取り出そうとしてみます。
「カセットボックスが開かない時は(中略)AC電源を使用して電源スイッチを入れてください」とあるので、何回か電源オンオフを繰り返すも、カセットデッキは開かず。
ドライバーを持ち出し、外せそうなねじを外すもも開かず。
もっとねじを外そうにも、他のねじは手元にある道具では届かないくらい奥にあり、外すことができず。
手詰まりになりました。

試しに、このCDラジカセを調べてみると、もう既に会社がなくなっていることが判明しました。
メーカーはAIWAなのですが、ちょうど購入した2002年にSONYに合併したとのことでした。
サポート自体は行うとされていますが、部品保有期間は6年で修理はできないとされていました。
それでも修理に出して修理してもらた場合いくらになるのか見てみると、14,700円という絶望的な値段が。
……バイト代根こそぎ吹っ飛ぶがな。



結局、カセットの取り出し口を無理矢理引っ張ってこじあけ、テープを救出。
幸い、テープは無事で、テープに問題があるというよりも、取り出し口に問題があった様子。
友人に弁償する必要はなくなりましたが、カセットデッキが犠牲となりました。
他にも再生機器はあるので何とかなるのですが、随分時間を無駄にしてしまったなあと。