こちらではご無沙汰しておりました。

春休みの現在、就職活動の悪夢と戦っている真っ最中です。
この立場になる前は正直、「3年から4年にかけてなんて、授業も少なくなってくるし、そんなに忙しくないんじゃね」とか思ってました。

申し訳ありませんでした。

やっぱりたいへんなものはたいへんです。
世間の厳しさを身をもって痛感してます。



一年前の今日。

この世界の厳しさというものを嫌というほど思い知らされました。
地震・津波・原発事故・避難・住民の分断……。
世界が終わったのではないかと思うような苦しい状況になり、それに突き動かされるように僕自身いろいろ行動してきましたが、どれも中途半端に終わった気がして悔しさでいっぱいです。

「『震災から一年』なんて言い方は、震災を勝手に終わったことにしてる奴の暴言だ」という言葉を聞いて、胸に刺さりました。
津波で流された場所をどう利用していくかはまだ決まっておらず、原発事故は収束へ向けての道筋がまるで見えてない状態です。
「冷温停止状態」という、何となく終わったような気にさせる言葉に惑わされてしまうことが一番怖いです。

どのような未来にすべきなのか、しっかり見定めて今後生きていきたいと思います。


差し当たっては、去年、避難所生活でお世話になった山形県の南陽市赤湯へ行ってきます。
「今度はぜひ観光で来てください」という言葉を市役所職員の方から頂きましたが、その思いに行動で応えるつもりです。

そして、その時の状況を映した「サイコロの旅2」の動画を完成させたいと思います。
もう少しであることは確かなんですが、やはり編集してるとどうしても気分が悪くなってきて二の足を踏んでしまうところがありまして……。
動画を完成させることは、あの日あの場所にいた僕の使命であると思っているので、ちょっとずつでも進めて何とか完成まで持っていきます。