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2010年2月の日記帳

2010年2月22日(月) 「まさかの」

アニメ『けいおん!』の第二期が4月から開始されることが決定したということで、放送されるのを楽しみにしてる今日この頃です。
第一期が放送されていた時は、地元の地上波で映るわけもないのでBSで観ていたのですが、何やら、第一期の時とは違う時間帯に放送されるという噂があったので、BSで観られるのかハラハラしてました。
それで、先日公式サイトを見たのですが、衝撃の事実が発覚。

「TBS系列全局での放送が決定」

なにいいいい!
まさかの地元地上波テレビで視聴が可能に(笑)。
逆に言えば、やっぱりBSでは放送しなさそうな感じですね。

地上波で観られるなら、それはそれで楽でいいんですが、ただ……これには問題もあるんですよね……。
という話を明日していく予定です。

2010年2月20日(土) 「世界の中心だとか果てだとか」

映画『半分の月がのぼる空』が、公開まで一ヶ月と少しとなりました。
映画の後悔にあわせ、原作の『半月』も完全版として加筆・修正が加わったものがハードカバーで出るらしく、『半月』でいいように金がむしり取られて行きそうな感じです(笑)。

さて、映画のイベントもちらほら行われつつあるらしく、先週は皇學館大学の方で映画キックオフイベントなるものもあったとか。
その中では原作者の橋本紡さんも登場したらしいです。
体調がすぐれない様子を日々ブログで拝読していただけに、それだけ『半月』にかける思いが強いんだろうなと感じさせられました。

そのイベントの中で、「自分にとって伊勢が、世界の果てであり世界の中心だった」というコメントがあったらしいです。
「世界の果て」、「世界の中心」……。

僕にとって世界の中心や果てはどこだっただろうと考えたとき、高校の頃は、当時住んでいた場所が世界の中心で、今住んでいる、父の実家がある町が世界の果てだったなあと。
当時住んでいた場所は、僕にとっては記憶のある限りずっとずっと住んでいた場所で、他の場所に住むことなんてほとんど考えられませんでした。
その中にあって、現在住んでいる、父の実家がある町というのは、僕にとっては特殊な存在で、たぶんいつかはここに来るんだろうけど、その時は人生の終盤だろうという意識がどこかにありました。

山に囲まれ木に囲まれ、店なんてほとんどない町。
ずっと遠くまで続いていく田んぼを見つめていると、吹いていく強い風。
その感じはまさしく、自分の中で世界の果てと呼ぶにふさわしい場所で、だからこそ、こんなにも早く、世界の中心から一気に世界の果てまで来たのは不思議な感じでした。

僕にとって、まだ人生の終盤とは思ってない以上、「世界の果て」からはそう遠くない将来出て行く気がしています。
そしてたぶん、いつかは戻ってくるんだろうとも。

……さて、18日に、「世界の中心だった場所」に行ってきました。
駅から降りた風景を見て、……ああ、ここはもう「世界の中心」じゃないんだなあって、はっきり実感しました。
そしてその日のうちに家に帰りましたが、やっぱりまだ「世界の中心」からはほんの少しずれているような、そんな感じがしました。

……じゃあ今、僕にとっての「世界の中心」は……「世界の果て」は……どこなんだろうな。

2010年2月19日(金)

何か、ノートパソコンの角の部分がひん曲がってきたんですが。
大丈夫なのか!?

2010年2月18日(木) 「懐かしき日」

高校時代の友人と飲んできました。
いやあ、懐かしい。
あの頃もいろいろあったよなあと思い出しつつ、楽しく飲み食いしました。
……しかし、あいかわらず酒だめだなあ、自分。
書いてる今も全く頭が回らず、上手く書けなくてもどかしいです……。

2010年2月14日(日) 「怒涛の一週間」

この一週間はバイトに身を捧げる日々でした。
もー色んなことがありましたよ。
怒鳴られたり物を投げつけられたり蹴られたりしたバイトをしたかと思えば、労働時間7時間のうち5時間を読書に費やしてみたりなんかして、あまりの境遇のちがいに驚きを隠せませんでした。
これが働くということで、そして、職場によって境遇は全然ちがってくるんですね。
勉強になった気がします。

ちなみに、これほど違いがあっても、時給で考えるとどれもほぼ同じです。
やりきれねー。
選択は本当に重要ですよ。

2010年2月6日(土) 「書の甲子園」

ドラマ『とめはねっ! 鈴里高校書道部』も来週で終わりのようです。
まだ録画したやつを3話までしか見てないので大きなことは言えませんが、おおむねいい感じのドラマだった気がしてます。
ラストをどこまでやるのか、どう締めるのか、楽しみにしておきたいと思います。

さて、ふと気になって調べてみると、「書の甲子園」の展覧会がもうすでに2日から開催されていて、明日で終了するようです。
あわよくば見に行こうかなと密かに思っていたんですが、全然タイミングが合ってませんでした。
まあ正直、書を見るセンスは持ち合わせていないので、無駄な労力を消費せずに済んだのかもしれませんが……。

2010年2月5日(金)

父が車で事故っちゃいました。
お互い特にケガはなくて良かったですが、車は思いっきりへこんでました。
これにあさって乗らないといけないんだよなあ……。
とりあえず、慎重に運転しておきたいと思います。

2010年2月4日(木) 「小説は数学嫌いを救った」

小川洋子さんの『博士の愛した数式』って小説があります。
その小説の中では、数学を心の底から愛している人物がいて、彼の語り口が実に良かった。
数学大嫌いで完全に文系の自分ですら、興味深々で読み続けましたからね。
てなわけで、数学に興味が持てない人は、ぜひ読んでみてください。
数学を新たな側面から見ることができると思いますよ。

しかし、この小説を読んだ経験が、まさかこの前の数学のテストに生きるとは……。
この小説の感想を書いたおかげで満点取れたようなものです、たぶん(笑)。
何事も経験は大事だ。

2010年2月3日(水) 「嫌いでも何とかなる」

数学ってものが大の苦手で、高校時代の成績はひどいもんでした。
受験の時も、数学に頼らない得点計算を続けていましたし、できるならもう関わり合いになりたくない分野のひとつです。

しかし、大学でも必修で少しは取らないといけないので、嫌々ながらやっていたんですが、今のところ絶好調な状態です。
教養の「数学」と専門の「統計学」で、なんと満点をゲット!
そう熱心に勉強してたわけでもないんですが、上手い具合に頭の中で整理できていたため、最高の結果に。
(ちなみに、満点獲得者はそれほど多いわけでもないようです)

さて、今学期の全体の成績はどうなることやら……。

2010年2月2日(火)

そういえば、あと4日登校すれば、大学も終わりなんですよねー。
だからこど、今テストだなんだと騒いでいるんですが……。
無事に単位取れていればいいなあ……。

2010年2月1日(月) 「電子書籍」

最近、電子書籍の波が急速に押し寄せてきています。
ようは、本を紙からデータに移行させようという流れで、身近な例では、音楽が、Apple社から発売されたiPodの普及により、CD媒体からダウンロードに移ったようなものです。
そして先月、AppleからiPadが発表されたことで、今年は電子書籍が勢いを増して来そうな感じです。

アメリカを始めとした海外ではそれなりに普及しつつあるようですが、日本では全くと言っていいほど普及の気配がありません。
それは、キンドルなどが日本語に(ほとんど)対応していないことも理由の一つだとは思います。
でも、日本語に対応されていたとしても、僕はやっぱり使わないだろうと思っていました。

第一に、紙の方が読みやすいと思うからです。
次のページに行きたいと思えばすぐにページをめくる、電源なんてなくてもすぐに取り出して読めるなど、わざわざ言うまでもなく直感的です。
それに、電子書籍は明らかに目に悪いでしょう。
パソコンのディスプレイを見続けていると目が悪くなる、というのは常識と言っても過言ではなく、それを本を読む時まで行ったら、目を休める暇もありません。
また、ケータイを見てもらえれば分かりますが、画面は本に比べると大きくないので、1ページあたりの表示量か文字の大きさを犠牲にしなければならなくなります。
こうしたことから考えても、電子書籍を導入するメリットは、はっきり言ってないでしょう。

……なんて、今まで思っていました。
今日の大学の授業で、たまたま電子書籍に関して触れられ、実際にキンドルを手に取って見る機会がありました。

……すみません、完全に偏見でした。
思ってたのと全然違う。

まず、画面が想像を遥かに超えてでかい。
画面サイズはA5の大きさくらい(というか、まんまA5だと思う)あったので、文庫本と比べればむしろ大きい。
そして、文字も非常に読みやすいです。

さらに、目に悪いという幻想も打ち砕かれました。
なんでも、キンドルの場合は電子インクというのを採用しており、簡単に言えば液晶画面のように光ったりしません。
黒く表示させたい部分に電気を流すことで、そこにインクがいき、文字を表示させるとのことでした。
パソコンの画面を見続けて目が悪くなるのは、光をずっと見続けているからで、電子インクの場合は自ら発光しないため、目に対するダメージは本を読むのと同じです。

ちなみに、先ほど名前が出たiPadの場合は、液晶画面が採用されているので、パソコンと同様に目には悪いということになりますが。

こうして、「反電子書籍軍」の僕の攻撃の手札が次々と潰されて行く中、先生は語りました。

本は紙であるべきだという人は、「手元に残しておける」など、本に対する愛着に関して口にする。
しかし、そんな人達は、果たしてどれほど本を読んでいるというのか。
自分などは、月に30冊くらい読むため、家にはすでに2万冊以上ある。
そんな本を読む必要に迫られる自分からすれば、電子書籍によってどれほど救われることか、と。

皮肉にも、昨日の日記で、今月は本を11冊読みました、多い時は25冊くらい読んだよなあ、なんて話題を出したばかりだったので、結構胸に刺さりました。

振り返ってみると、今まででも結構電子媒体で本を読む機会はあったんですよね。
ネット上で公開されてるアマチュアの小説もそれなりに読みましたし、新聞だってYahoo!のサイトに行けばたいてい読みます。
ケータイ小説だっていくつか読んだりしました。
第一、自分だってパソコンでガンガン日記や旅行記を書き、小説まで公開してるんですから、他人のことは言えません。



……もはや認めざるをえません。
電子書籍は案外良い。
自分としては、紙媒体で読む機会を減らす気は毛頭ないですが、数年後には、キンドルなどを購入して電子書籍を読むことがあるかもしれないです。